人生初SHOCKキメてきた
4日前の10年目の転機事件(ウエンツ瑛士が世界で一番好きだって言いたい - 世界の中心はここだ)がでかすぎて5日前の記憶がすでに怪しいですが、Endless SHOCK初観劇の感想を書きにきました。
昨年末の12月21日、KinKi Kidsのコンサートに行った。その帰り、一緒に入ったKinKiファンの方に私はこんなことを言っていたんです。
「SHOCKのためなら東京飛べます」
「SHOCKはいつか絶対観たいんですよ」
「SHOCK観たらジャニヲタやめます」
WaTファンでV6担でNEWSもSMAPもTOKIOもKAT-TUNも好きで、KinKi KidsはアルバムもDVDも買ってはいたがものすごく表面をかじっている程度でそれほどここの沼にはハマっていなかったヤツの口からこれ。「え!?本気ですか!?」と驚かれながら私はなぜか初対面の方に「SHOCK観たらジャニヲタやめます」という謎の宣言をかましていたんです。
その2ヶ月半後です。
私「きちゃった♡」
フットワークの軽さだけが取り柄の有言実行オタク。
本当のことを言うと、SHOCKのためだけに東京に飛んだわけではない。WaTの東京遠征を急遽ぶっこんだ直後、冷静になってふと思い出したのがSHOCKでした。日程が被っていることに気づき、「SHOCKに行くなら今しかない」と、フォークデイズを前乗りしてひっそり帝国劇場に足を運んだのです。1人で。
帝劇着いた瞬間に「ヤベェ…これはヤベェ予感しかしない…」って言ってた。頭悪い独り言。
劇場の外観がこんなことに…す、すげぇ…SHOCKの本気がいっぱい……
中に入るとこの横断幕がドォーーーーーンッ!!とお出迎え。
コレをくぐると…
光一めっちゃぶら下がってるーーーーー!!!!
歴代SHOCK15年分の光一が堂々と帝劇の天井を占拠。写真を撮る角度は試行錯誤しないと私のようになります。2009年の光一さんの顔がライトで綺麗に飛んでいたことに今気づきました。ホラー。
それにしたってこんなロビー楽しいに決まってる。開演前にテンションぶち上がって大変でした。「わぁー!凄い!」って声出た。興奮しすぎて独り言多くなった。
朝日新聞まで拡大されてこんな状態。ステージスクエアやらポポロまで、光一さん掲載雑誌のバックナンバーも各種揃えて大量に販売されていてびっくり。その中にトニセン表紙のステスクも見つけてうっかり買いかけた。持ってるのに。帝国劇場が光一記念館。さらに2階に上がると会場限定フォトがまるでジャニショのように売られていて1人であたふたしました。SHOCK現場アツすぎる…。なにここ天国か…。光一に惚れるしかねぇ現場か…。
そして観劇した。ついに私はSHOCKを観劇した。
あんなに必死にSHOCK観たかったくせにSHOCKのこと何も知らなかったんですよ、私。「堂本光一が15年続けてきた舞台」ってくらいの知識しかなくて。階段落ちとフライングは知ってたけど、どんな流れでその場面になるのかもわからず。
今年、出演者が大幅に変わったっていうことはなんとなく知っていた。そしてそのふぉ~ゆ~4人の存在がとても大きな舞台だったらしいということもなんとなく。でもぶっちゃけ光一さん以外の出演者1人もわかんねぇ、って思いながら席に着いた。
あまりにも周りのジャニヲタがみんなSHOCKだSHOCKだって言うから、これは見とかなくちゃという使命感と、きっと私はすごくSHOCKが好きなんだろうなという直感だけで、SHOCK観たらジャニヲタ卒業しようとわりと本気で思っていたんです。
結果としてジャニヲタは今すぐにはやめないが、ジャニヲタをやめる前には絶対もう一度観に来ようと思いました。私のジャニヲタのフィナーレはSHOCKに捧げようと思った。SHOCKがいい。SHOCK以外は嫌だ。
幕間、笑いが止まらなかったんですよ。すげー好みの舞台に出会って笑いが止まらない人になってた。ニヤニヤ笑いのひどいやつみたいな笑いが。ちょっと「フッ…フッ…ッフッフフフフ……」って声漏れるような笑いが止まらなかった。1人で。(ホラー)
初めて舞台のチケット代が1万円じゃ安いと思いました。SHOCKだけは2万ぐらいとっていいと思った。「なんなら今からでも追加で1万払うから…受け取って…この感動受け取って…(金で)…」とか口走りかけた。すぐお金でどうにかしようとするオタク。
これは個人の見解に過ぎませんが、宝塚と劇団四季とシルク・ドゥ・ソレイユを足して3で割ってジャニーズ振りかけたみたいな舞台だなと思いました。宝塚多めで。宝塚も劇団四季もシルク・ドゥ・ソレイユもジャニーズも、その全てが私が愛してやまないエンターテインメントだったので、まさかSHOCKがこんなに私の好みドンピシャの舞台だったなんてもっと早く言ってくれって思いました。SHOCKに金を使いたい人生だった。
SHOCK記念館状態のロビーを見たときは「劇団四季かな、ここは?」と思ったし、最初に階段をバァーーーって降りてきたときは「宝塚観に来たのかな?」って感じだったし、光一さんがステージからフライングで1階席上空の宙吊りの梯子に飛び乗ってそのまま客席のいる2階席に飛び移ったときは「シルク・ドゥ・ソレイユーーー!!!!」って叫びそうだったし、きらびやかな衣装と華やかなステージはジャニーズのそれで。
なんかもう笑うしかなかった。SHOCK最高すぎて笑うしかなかった。ずっとずっと最高だった。
出演者が光一さん以外1人もわかんねぇとか思ってましたが、ヒロイン役の子が出てきたときになんかすげー見たことあるなこの子…って思ってたらラフルアー宮澤エマちゃんでした。2013年に小池徹平主演ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』でお見かけしていたので、思わぬところで再会。
あと前田美波里さんの存在感は凄かった。
そして屋良さんかっこいいなぁ…と軽率に恋してました。ワイ屋良さんのビジュアル好きでたまらないだろ。ダンスもとても好きでした。恋でした。
瞬間移動も早着替えもどんなことになってるのかさっぱりわからなくて「へ!?!?」って思ってたら次々にダンスもアクロバットもフライングも繰り出されて「ワァーーーーー!!!!!好きーーーーー!!!!SHOCK大好きーーーーー!!!!!」って感じでした。伝われ。
光一さんのフライングは本当に綺麗だった。世界一のフライングだって言いたい。
踊りも歌もどのパートも最高で、キラキラしていて、私が大好きなエンターテインメントで、こんなに大好きな舞台なかった。今までに私はSHOCKほど凄いエンターテインメントを見たことがなかった。
この運動量でこれだけのクオリティのものを毎日やり続け、一日二回公演の日もあるなんて、出演者みんな、特に光一さんの体力と精神力は本当に凄いな…って思いました。
アドリブで笑えるところもあって、圧巻のパフォーマンスがあって、グッっとくるところもあって、ずっと光一さんがプロでした。SHOCKはプロの現場でした。
ジャニーズの舞台だからってジャニヲタだけが観るにはもったいなさすぎる舞台だと思った。もうすでに高く評価されているのは重々わかっているし、評価されているからこそ15年続いてチケットは即日完売なんだろうが、SHOCKはもっと評価されていい。もっと評価したい。
特に何が凄かったのかいまいち伝わりそうにない感想でアレですが、SHOCK本当に最高だったのでみんなに観てほしいです。みんなって誰だ。誰でもいい。このブログ読んだ人はもれなくみんなだ。
いつかくるであろう私のジャニヲタとしての墓場は絶対SHOCKにしたいので、それまで光一さんはじめカンパニーの皆さんには走り続けてほしいです。ショーマストゴーオンッッ!!!!!