ウエンツ瑛士が世界で一番好きだって言いたい

 

10年目の転機です。

 

2泊3日の東京遠征から帰ってきました~~~!

軽率に現場行き過ぎて友達に「え、なに今日もどっか行ってたの」と言われる始末。3月11日に帝国劇場にEndless SHOCKを観に行き、12日に東京グローブ座にフォークデイズを観に行ってました。

初SHOCK凄かった~~!!すごく好みの舞台に出会って笑いが止まらない人になりました。なんかもうSHOCK最高すぎて笑うしかなかった。

 

フォークデイズのレポというよりタイトルどおりのことを書きにきました。

WaT再始動として、彼らがファンの前で歌った一番最初のライブが3月12日の「Folk Days 第92章 ~フォークソングは世代を超えて~」でした。ナビゲーターは坂崎幸之助さん。大野真澄さん、加藤いづみさん、森山直太朗さん、WaT、サプライズゲストにももいろクローバーZ高城れにちゃんが登場。…と言いつつ、全37曲中、WaT絡みが14曲(持ち歌5曲)というほぼWaTライブな状態でした。後半ずっとWaTだった。2階席と3階席はほぼWaTファンで埋まっていた。(ちなみに私も2階で観てました)

フォーク・デイズ - フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)

 

一身上の都合によりレポらしいレポは書けそうにないです!!!!3月29日のフジテレビNEXTの放送を見てくれ。(全力で投げる)テレビ放送があるって素晴らしい。でも4時間半のライブを2時間で放送することになるのでたぶんダイジェストみたいなことになるんだと思う。また後日完全版もありそうな雰囲気ではある。

 

18時半開演予定だったが、押して18時45分開演。終わったのが23時過ぎで、3時間の予定が4時間半になるという、噂どおりの押しっぷりなライブでした。WaTはいつもどおり一番最後の登場だったが、WaTが出てくるまでにすでに40~50分押していたらしい。そしてそれを直太朗のせいだと言い放った坂崎さん。

ていうか森山直太朗さんがほんと最高だった。ハガキからのリクエスト(全部で5枚、全部同じ人、全部同じリクエスト)で「うんこ」ってタイトルの曲歌うし、童謡のチューリップ歌うし、「ウエンツとは現場で会うだけのビジネスフレンドです」って言うし、いちいち面白くていちいち歌うまいから最高だった。「うんこ」とかマジちょっと泣けそうなくらいの名曲だった。直太朗のライブ行きたい。

 

あとこれは余談ですが、偶然にも11日のSHOCKは高見沢さんと同じ回を観劇していたようで(残念ながら姿は見ていない)、12日のフォークデイズではMCでたびたび高見沢さんの話になったので、この2日間の東京遠征に占めるたかみーの存在感が個人的に凄いです。どんな余談。

 

セットリストはこちらから!

フォーク・デイズ - セットリスト - フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)

 

きっとすべてのWaTファンがこの日、このライブに行きたかったはずなんです。再始動一発目のライブ。単独ライブじゃないのに、WaTとWaTファンに優しすぎるこのセットリスト。リクエストから選ばれた曲もあって、『reStart』も披露してくれた。10周年でWaTが再始動してくれることがあったとして、もしこの曲を歌ってくれるならそんなに嬉しいことはない、と前に言ったことが現実になりました。

直接「おかえり」って言えたことも、「10周年おめでとう」って言えたことも、あの日も、reStartも、2人で歌った君に贈る歌も、初めて生で聴いた5センチ。も僕のキモチも、全部全部嬉しかった。

 

嬉しくて、幸せで、私はずっと瑛ちゃんを見ていました。

 

ライブが終わってから泣きそうでした。冷静になろう、って心の中で100回ぐらい唱えてた。

純粋にWaTの再始動を喜ぶはずが、思いもよらない扉を開けてしまった。それは私にとってあまりにも大きなことで、そのことに動揺したフォークデイズでした。だから、なんていうかその衝撃がでかすぎて、ライブじたいをほとんど覚えていない。

現場で恋する事件は去年ジャニーズ現場でありまくったけど、それと同じ土俵に並べられる話でもない。現場で恋したのには変わりないのだが、なんというか今回は10年という月日が乗っかるのでえぐいほど重いです。

 

人生で二度目のWaTでした。3ショット撮影会イベント以来、4年ぶりのWaTでした。この4年の間にも徹平ちゃんのソロライブや徹平ちゃんの舞台には5回ほど足を運んでいましたが、WaTの現場は一度もなく、瑛ちゃんの単独現場に行くこともありませんでした。ファンになって10年、私は初めて、彼らのライブに行ったんです。単独じゃないけど、14曲なんて一度に生で聴いたのは初めてでした。

そんな10年間の念願が叶ったWaTのライブで、こんな衝撃を受けることになるとは思っていなかった。思わず帰り道に「今日来てよかったのかわからない」と口から滑り出ていました。行きたいのに行けなかった人が多くいるなかで、不謹慎だけどそんなことを思ってしまうほど動揺した。

 

高揚感で心臓がキュッてなって息がしづらくて手が震えた。もうこれは後戻りできないって知ってる。今までに何度も同じ気持ちになったことがあるからよく知っている。

冷静になろう。でも冷静になったところで気持ちが変わらないことも知っている。

 

10年目にして、一番が変わるかもしれない。

変わるかもしれないっていうか、変わるんだと思う。

 

始まる前に一緒に入ったお友達に「下手(しもて)に坂崎さんがいてそっちを見て話すから、上手(かみて)は小池さんは後頭部で瑛士さんしか顔見えないよ」と言われて、「瑛ちゃん最近キテるからそれでもいいわ~」と言った。そこまでの記憶はちゃんとある。

 

かっこよかった。

かっこよかった。知ってたけど、知ってるけど、尋常じゃなく瑛ちゃんがかっこよかった。

 

友人と「かわいい~」ってなるタイミングがずれていることに気づいたとき、あぁこれは本気かもしれない、って思いました。徹平ファンの隣の友人が「今のかわいい~~!」って言う、徹平ちゃんの言動でキャ~と声が出る、そのタイミングと合わなかった。だってずっと瑛ちゃんを見てたから。

 

帰り道に「瑛ちゃんかっこよかった」ってひとこと言ったらもうとまりませんでした。「どうしよう、ずっと瑛ちゃん見てた、かわいい~ってなるタイミングが合わなかった、一緒に徹平ちゃんでかわいいって言えなかった、瑛ちゃんがかっこよかった、瑛ちゃんが」ってもうとまらなかった。

「冷静になって。次の現場まで待て」って言われて、次まで待てって言われたって、どうしようもなく瑛ちゃんが好きだと言いたくなったことは変わらなくて、その次っていつなの、12月なの、私はいつ瑛ちゃんが世界で一番好きだって言えるの、って思ったとき、「ああ、転機だ」と思いました。一瞬。こんなに一瞬で転機ってくるもんなんだな、って。

 

いつからだ。たぶんフォークデイズが決定打なだけで急にじゃない。いつからだ。

「待っててくれてありがとう」って言われたときから?最近の火曜サプライズのロケ?わからない。きっかけはどこだったんだろう。

たぶん始まりはすごく最近で、一過性のものかもしれないけど、一過性のものじゃないって言いたい。瑛ちゃんが好きだって言いたい。落ち着けおれ。落ち着けない。

 

ウエンツ主導*1だって天才執事ジーヴス*2だって行ってない。私は今まで瑛ちゃんのために遠征したことが一度もない。

徹平ちゃんが好きだからWaTを好きになった。徹平ちゃんの隣にいたから瑛ちゃんを知って、徹平ちゃんが一番だからWaTが一番だった。東京に遠征したのは、WaTだったからだ。瑛ちゃんじゃない。徹平ちゃんがWaTとして出てくれるライブだったから、私は急遽東京遠征をぶっ込むほど、フォークデイズに行きたかった。

地方オタにとって、この「遠征できるか」「どこまで遠征できるか」って、愛情の指標になる要素だと思うんですよ。香川県住みの私にとっては、「WaTのためなら北海道まで行ける」「V6のためなら東京まで行ける」「SMAPのためなら大阪まで行ける」 私はこの10年間、「ウエンツ瑛士のために遠征はできない」ファンだったんです。

 

WaTファンには2人とも同じくらい大好きって人ももちろん多くいますが、どちらか1人に比重をかけている人もいて、私は完全に後者でした。小池徹平が世界で一番好きだった。雑誌の切り抜きを捨てたくなかったあの小学校5年生のときから今日まで10年間、小池徹平が世界で一番好きでした。

 

ライブの帰りに友人に「どうしよう。どうしよう。だって10年だよ。10年ってすごい時間だよ」ってわけわかんないことずっと言ってました。こんな一瞬で、ライブの4時間半、実質WaTが出たのは2時間ぐらいのライブで、そんな10年間の「一番」が変わってもいいのか、って。

 

でも瑛ちゃんの残像しか出てこない。だってずっと瑛ちゃんを見ていた。

 

小池さんがやけに緊張して口数も減って普段あまりしないようなミスをしまくっている横で、お兄ちゃんのように笑う瑛ちゃんをずっと見ていた。「喋りたくないなら次いこう。お前が喋りたくなるまで俺待ってる。喋りたくなったら言って。ずっと待ってる」って徹平ちゃんに言う瑛ちゃんが忘れられない。こくん、と1回大きく頷いて「うん」って子供みたいな返事をした徹平ちゃんを見ていた瑛ちゃんが忘れられない。

直太朗が瑛ちゃんのことをビジネスフレンドだって話をしていたとき、楽屋で2人でラッスンゴレライの練習してたから直太朗の話聞いてなかったってWaTには笑いました。どんな。

坂崎さんが「今後のWaTが音楽活動中心にするためには、個人仕事を少なめにしてシングル出してアルバム出してツアーしてそれに伴ってプロモーションして番組に出て。武道館でライブやってよ。おれ手伝いに行くよ」と言ってくれて、武道館という言葉だけで緊張した徹平ちゃんは遠足前のちっちゃい子供みたいだった。「ほら!もうすでに緊張してますもん!汗凄いよ、どうしたの」って言う瑛ちゃんに「エナジードリンクが凄い効いてる。空回ってる」って徹平ちゃん。ていうかほんとに徹平ちゃんがわけわかんないほど緊張していた。舞台の役作りで痩せていたのも印象的だった。

武道館でやるのは「素敵になったらね」って言い方をした瑛ちゃん。「段階踏んでね」って言った徹平ちゃんに「じゃあ路上からやろう」と瑛ちゃんが言ったら、「寒いよ」ととんちんかんな返しをした徹平ちゃん。笑いながら「じゃあゴールデンウィークあたりからやろう」って言った瑛ちゃん。そこなの。なんなの。

1人のときはちゃんと喋って客席をまわす徹平ちゃんが、WaTになったらとたんにウエンツ任せでニコニコ話聞いてるだけの人になるのが私は好きなんですよ。徹平ちゃんがちっちゃい子みたいで。瑛ちゃんがお兄ちゃんみたいで。29歳相手に何言ってんだかちょっとわからないですけど。

ももクロのれにちゃんがはけたあと、「平日ヒーロー、わぁーーーっとぉーーー!」って言いたがる瑛ちゃん。すさまじい字足らず。ダサい。坂崎さんが「平日のほうが休日より日数多いもんね」って言ってた。そこじゃない。

しんみりした曲は苦手でむずむずしちゃう瑛ちゃんがとてもかわいかった。リズムをとる瑛ちゃんがとてもかっこよかった。胸元が少しはだけていたのがとても色気があった。

徹平ちゃんのソロ曲『君に贈る歌』を2人で披露して、1番を歌う瑛ちゃんをにやにや見つめた徹平ちゃんと、歌い終わって徹平ちゃんにお辞儀してバトンタッチした瑛ちゃんはとてもWaTでした。

1曲歌い終わるたびに深々とお辞儀する、そのタイミングもお辞儀の深さも全く一緒で、それは私がずっと見てきたWaTでした。

大人になった2人が歌う『あの日』がとてもうまくて、とてもよかった。

坂崎さんに「個人仕事を少なくして、2人で音楽やってることを世間に印象づけなきゃ」と言われたとき、なんとなく2人の歯切れが悪かった意味が今朝わかったのにはかなりびっくりしたけど。「こいつ(徹平)今舞台の稽古中なんですよ」「じゃあもうL降板して」「僕は火曜サプライズだけです!」と言っておきながら、その2日後の今日に主演ミュージカルの情報解禁だったなんて。

 

そう!!ウエンツ瑛士主演ミュージカル決定だって!!!!

 


ウエンツがレオ様気分「スコット&ゼルダ」に主演 - 芸能 : 日刊スポーツ

 

 

ジーヴス行かなかったことを後悔した2日後に瑛士ミュージカルのお知らせなんて世界がよく出来すぎていて怖い。

ミュージカル現場が続く!!2年連続でミュージカル仕事とってくる2人なんなの!来年あたりWaT主演でミュージカルやれや!(軽率な発言)

デビュー日は11月2日なのにライブが12月なのはこれが原因か~。まさか瑛ちゃんもミュージカルやってくれるなんて~。行くしかない。行きたい。…と思いながら日程を確認して白目になったのはジャニヲタとしての私です

 

 

チョットマッテーーーーー!!!!千秋楽11月1日なんて絶対V6のアニバーサリー代々木公演(勝手に絶対あると思ってる)と被るじゃねぇかーーーーー!!!!!

 

でもウエンツ瑛士がシリアスなんて、ホットケーキにメープルシロップぐらい、白米に明太子ぐらい、間違いない組み合わせなので、どこかで必ず観に行きたいです。ウエンツ瑛士のために東京に行ける。行きたい。

 

 

 

そんなわけで、WaT再始動一発目の現場は、個人的変化がでかすぎる現場になりました。

徹平ちゃんを好きじゃなくなったわけじゃ決してないです。まだ整理がついていないけど、きっとこれから、比重が変わる。そう思ったライブでした。

 

 

瑛ちゃんが世界で一番好きだって言いたい。

そんなWaT10周年になりそうです。

 

おかえりなさい、WaT。

そしてこれからよろしくお願いします、瑛ちゃん。

 

 

*1:2012年ウエンツ瑛士単独ファンクラブイベント

*2:2013年主演ミュージカル