担当が変わるとジャニヲタの世界はここまで変わる

 

長野博担になって4ヶ月が経った。

今朝、夢を見た。オタクは好きな芸能人を1人だけにしなければならなくなり、掛け持ちはルール違反だと批判される夢だった。え!?どうするよ!?FC4個目入ったばっかりですけど!?!?(実際に昨日、SMAPからピッカピカの会員証が届きました☆テヘ!☆)と思いながら、夢の中の私は、ツイッターのプロフィールを「手越さんが好きです」と変えていた。そこ長野博じゃねーのかよ!!!!!!なんつー夢見てんだ自分・・・・と寝ぼけたまま枕元に置いてあったスマホの画面をつけて、悲鳴をあげかけた。そういえば昨日の夜、待ち受けを手越さんに変えたんだった。ここ最近ずっと待ち受け画面は小池徹平さんで設定していたのだが、昨日NEWS『SEVEN COLORS』のMVを見て、その手越さんがあまりにもキラキラだったのに衝撃を受けてせっせと画像を作ったんだった。忘れてた。待ち受けの手越さんがあまりにも眩しくて、私は本当に久しぶりに彼を見てドキッとした。手越さんに恋をした15歳の冬を思い出した。

博担になって4ヶ月。変わった世界に慣れていく一方で、前に見ていた世界が恋しくなっているのかもしれない。

 

このたび手越担から博担になりました - みんな虚像なんだから

 

あの日、私はうきうきしていた。長野博さんを担当にしようと決め、それをブログで報告したとき、私はこれでもかというほど浮かれていた。

「ひろしくんの好きなところをこれからいっぱいもっと増やせるんだって思うと楽しみでしかたないです。なんかもう恋してるみたいなんだ。ひろしくん見るとキュンとするんだ。ああ、世界はこんなにも美しかったのか」

浮かれている。浮かれポンチにもほどがある。

実際にこの4ヶ月で、私はひろしくんのことをどんどん好きになったし、今も変わらずひろしくんを見るとキュンとする。今朝もキュンキュンしながら昨日の『晴れ、ときどきファーム!』を見た。髪切ったのひろしくんかっこいい~~~~~~!!!!(ゴロンゴロゴロン)

 

博担になったと同時に私のジャニヲタとしての世界は突然変わった。今日はその話をします。

 

あのブログを書いたとき、私は変わらないと思っていた。担当が変わるというのは私の中だけでの問題だから、外の世界には影響がないだろうと思っていた。

NEWS担だったときは、ジャニーズに対する不快感がなくなっただけで、基本的にNEWSにしか興味がありませんでした。あと結構ガチで、寝ても覚めても手越さんのことばかりを考えていました。「祐也が好き♡」と大声で叫びながらスキップできるぐらい。(いや実際にはしてないけど)ほら、私もまだ高校生だったからサ!イタイジャニヲタだったなぁとは思うけど、あれが楽しかったのも事実だ。ジャニーズのファンクラブに入ったのも初めてだったし、自分でチケットを取って自分で当落確認をして自分で交通手段を調べてコンサートに行くのも初めてだった。なにもかも新鮮で、なにをしても楽しかった。ジャニヲタとしてではなく「1人の年頃の女子高生として」、ジャニーズとしてではなく「1人の魅力ある男性として」、「私」が「手越祐也」を好きになれたことが嬉しくて楽しくて仕方なかった。15歳の冬から18歳の冬まで、私の青春時代は手越さんと共にありました。いやもっと青春っぽいことできたろ!ジャニヲタじゃなくて!!と今になると少し思うが(少しじゃなくてもっと思え)やっぱりあのときの手越さんが好きだというすさまじい勢いと熱量に、私の青春がすべて詰まっていたんだなぁと思う。

手越さんとNEWSを介して私は徐々にジャニーズそのものにも興味を持った。やがてV6を好きになり、長野博さんを担当にしたいと思ったのです。それが今年の春の話です。

博担になったとき、私はうきうきして浮かれまくっていたけれど、どこか冷静でした。冷静に手越さんのことを考えていたし、冷静にひろしくんのことを考えていた。そのうえでうきうきしていた。ジャニヲタとして自分が今何を楽しんでいるのか、何を楽しみたいのか、ジャニーズとして誰を好きでいたいのか改めて考えて、「ジャニヲタ」である私は「ジャニーズの長野博」を好きになったのである。

手越さんを担当にしたとき、私はジャニヲタではありませんでした。長野さんを担当にしたとき、私はジャニヲタでした。担当が変わったから世界が変わったというよりは、そもそも私の立場が変わっていたんです。自分の視点が変わってるんだから世界が変わって見えて当然である。手越担でいたときの、楽しくてキラキラしていてそれでいて苦しくもあった甘酸っぱい青春のような世界はもうそこにはなくて、博担になって見えた世界は、興味と関心と期待で色鮮やかにくっきりしていました。

 

私はひろしくんへの興味を膨らませる一方で、他のジャニーズグループにも興味を持ちました。これは、J-FRIENDS、平家派というグループを越えたユニットのせいだと思ってます。(言い切った)TOKIO、V6、KinKi Kidsあたりをまとめて愛でるようになった。で、そんなことしてたらジャニーズみんな愛おしくなってきた。(今ココ)

あと単純にオーバー40アイドルに猛烈な魅力を感じるようになりました。ヒガシも茂も山口さんも坂本さんもみんなかっこよくてしょうがない。手越担だったときに他に好きなアイドルを聞かれたら、三宅健くん、安田章大くん、二宮和也さん、知念侑李ちゃん、中島健人さん、っていう「てめぇの好み超わかりやすいな!!!」って言われまくる状態だったんだが、博担になった今だと、中居正広さん、井ノ原快彦さん、国分太一さん、田口淳之介さんあたりをパパパッってあげます。もしかしてもしかしなくても、自分のアイドルの趣味が劇的に変わっている。手越担だったときは、アイドルど真ん中でキュートな見た目の人に惹かれるのが常でした。アイドルでぶれない人。それは今でも大好きです。ただ、今はとりあえずグループ見るときは最年長に注目しとけばだいたいオッケーだろ、って雑なこと思ってる(笑)嵐だと大野さんのほうが気になるようになったし、JUMPも今見るならたぶん薮くんに惹かれるんじゃないかな。

 

ジャニヲタを満喫しているのは間違いなく「今」だなぁと思うのです。NEWSとV6とSMAPのファンクラブに入り、日々飛び込んでくるテレビやコンサートやリリースの発表にかじりついて、チケットの倍率を予想して嘆いてみたり、ツイッターで知り合った人と一緒に行こうと盛り上がってみたり、バイトの給料をATMに横流ししてみたり(真顔)

でもなぜだかたまに、前に見ていた世界が恋しくなります。今の私があのときの私を見たら、「盲目ジャニヲタかよ」と軽蔑する自信があるけど(笑)それでもあのときに戻りたくなります。もう二度と見れない世界だってわかってるからか。

 

 

 

 

 

待ち受け画面を見ながらそんなことを考えた休日の昼下がりでした。(完)