解散を考える
ヤッホーーーーーー!!
みんな元気ーーー!?!?
ブログひっさしぶりに書くわーーー!!!
書き方忘れた!
いやね、今朝、夢をみたんですよ。
SMAPの前で、SMAP解散するのいやだああああああああって咽び泣く夢。(しんどい)
SMAP解散前ファンクラブ会みたいなものが開催されて、5人を自分のカメラで撮影できる機会をもらえて、私はそれに参加していて。
咽び泣くファン100人ぐらい(カメラマン)と、もらい泣きするSMAP(被写体)っていう、ものすごい夢だったんですけど。簡潔に言って、地獄絵図。
中居くんが「みんなSMAP大好きなんだなぁ」ってちょっと泣きながら下向いて笑ってて、そんなの見たらさすがにたまんなくって。ねぇ、中居くん。中居くんがそれを言うの、って。(※夢)
夢の中で嗚咽とまらなくて、ほんと子どもみたいにオエオエえづきながら泣いたんですけど。SMAPちょっとひくぐらいえづいたんですけど。
「なんで終わっちゃうんですか」って。
いいとも最終回で、「なんで終わっちゃうんですか」って、子どもみたいに駄々をこねていた香取さんを思い出した。
ねぇ、SMAP、なんで終わっちゃうの。
実感なんて何も湧かない。湧くわけなんかないの。
SMAPがいない世界を私は知らないの。
永遠なんてどこにもないなぁ、と思い続けたこの1年。
KAT-TUNから田口くんがいなくなった。
WaTが解散した。
SMAPが解散を発表した。
心労がすごい。字面見ただけでも私の心労がすごい。
心労がすごすぎたんで、この1年、ほとんど考えないようにしていたんですけど。
解散ってなんなの?節目で解散って流行りなの?私しぬの?みたいな日々だったんですけど。
そろそろ咀嚼してもいいんじゃないかという気もしてきたので、ひさしぶりに、ぽちぽちキーボードを叩きに来た。
WaTの解散に関しては、もう、この曲がすべてかな、と思っていて。
WaTが解散発表とともに世間に出した最後の曲。
最後の曲が「はじまりの時」って。もう2人の新しい門出を祝うしかねぇ、ファンに残された道はそれしかねぇ、みたいなタイトルなんですけど。
これがまたどえらいいい曲で、こんないい曲最後に持ってくるなんてずるい!!!!!ばーか!!!!みたいな曲で。
もう完全に、言いたいことがわかってしまう歌詞だから、これは、今聴いても、いつ聴いても、どうしても泣きたくなってしまう。
以下、青がウエンツ瑛士、ピンクが小池徹平、オレンジが2人で、歌詞を文字起こししてみる。この歌詞が咀嚼できれば、WaTの解散は咀嚼できてしまうようなところがある。(気がする)
はじまりを思い出せば胸に込み上げる
歩いてきたふたりの道は今でも輝いてる
はじまりを思い出せば胸に込み上げる、って。このはじまりが、もうすでにかなりたまらなくなってしまう。
10年前春の空 卒業間もない僕が
君と綴る恋で満たした 淡い青春の日々
10年前にデビューしたとき、彼らは高校卒業後。
前半のシングル4作『僕のキモチ』『5センチ。』『Hava Rava』『ボクラノLove Story』は、恋愛4部作と呼ばれている。
どうだ。しょっぱなからガンガンに涙腺あおってくるこの感じ。しびれるだろ。(自暴自棄)
いつしかふたりの距離も(幸せの先で)
やすらぎに身を任せて(いつでも会えるから)
忙しさに流されるまま 少しずつ離れてく
もうこのへんは、ちょっと泣く。すでに泣く。史上最速で紅白も出場して、たくさんテレビに出て、たくさんシングルも出した、その幸せの先で、「いつでも会えるから」って、ふたりの距離が少しずつ離れて。
君を思うほど何故か
空回りしてしまうばかりで
このままじゃいけないと わかっていた
ここで言う「君」はファンのことか。お互いのことか。どっちともとれるけど。
空白の5年間、WaTを忘れていなかったのは、当然だけどファンだけではなくて、2人がこのままじゃいけないって思っていたのも、すごくわかっていて。
「さよなら」をこれからの君に伝えなきゃ
振り返れば遠ざかるほどに切なくなる
いつまでも心に光を灯してくれるような
眩しくてあたたかな時をありがとう
あーーー、ずっるいなぁ。これサビなんですよ。ずるくないですか。こんなに、きれいに、終わりを告げられる。
さよならをこれからの君に伝えなきゃ、って。
ここで言う「君」はきっとファンのことなんだけど。
振り返れば遠ざかるほどに切なくなる、なんて。
ファンの気持ちなのか、2人の気持ちなのか。きっとどっちもで。
いつまでも光を灯してくれるような眩しくてあたたかな時をありがとう、なんて。
2人がお互いに言っているんだろうし、ファンに向けても言っているんだろうし。
2番の歌詞がさらにずるいんですよ。もうほんと、そりゃあ、こんなの、泣くよね(達観)みたいになってしまう。
「久しぶり」なんて君に 言わせたのは僕のせい
曖昧なままの関係から 気づけば目をそらしてた
これもお互いに言っているようにもとれるけど、ファンに言っているようにもとれて、だから、「僕のせい」「気づけば目をそらしてた」なんて、ああ、2人がそれを言わなきゃいけなかったのは、なんでだったのかなぁなんて。それも歌詞を咀嚼するうちになんとなくわかってしまうんだけど。
ふたりを繋いでたもの(真夜中の電話)
会えないことにも慣れて(いつもゴメンなんて)
言い訳する僕に呆れて 寂しげに笑ってたね
言い訳する僕に呆れて寂しげに笑ってたのは、たぶんファンのことなんじゃないかと思う。そう、思ってしまう、思いたくなってしまう。
活動していなかった期間にも、2人のそれぞれとファンが触れ合える機会はあって、そのたびにファンから「WaTの活動も待ってます」と伝えられた。2人はそれに対して、明確な返事をしなかった。「また2人でできたら」なんて、曖昧な言葉だけで。
君の描く未来は 僕とは違うから いつか
こんな日が訪れると思っていた
これは泣いてしまう。「君」はファンか、お互いか、そのどっちもか。
「さよなら」と言葉にすれば悲しいけれど
新しい世界へ背中を押してくれる
いつまでも 君の行く先に光溢れるように
離れても変わることない思い抱きしめて
これが2番のサビなんですけど、この歌詞、個人的に、いちばんたまらないんですよ。
「君」は、ファンのことかもしれないけど、どちらかというと、お互いのことであってほしい、と思ってしまう。
さよならは、悲しいけど、新しい世界へ背中を押してくれる、って。
「これは前向きな解散です」と、何度も繰り返していたあの日の2人を思い出す。やりたいことが明確に見えてきて、もう音楽と両立はできないと思いました、と吐露した、あの日の2人を思い出す。
いつまでも君の行く先に光が溢れるように、って。
離れても変わることない思い抱きしめて、って。
歩き出すそれぞれの道
いつかまた 出会える日が(訪れるなら)
笑顔で会いたいから
はじまりを思い出せば胸に込み上げる
何もかも 昨日のことのように刻まれてる
「さよなら」をこれからの君に伝えなきゃ
振り返れば遠ざかるほどに切なくなる
いつまでも心に光を灯してくれるような
眩しくてあたたかな時をありがとう
2人がやりたいと選んだ道。2人が、WaTよりやりたいと思った世界って、何だと思いますか。
ミュージカルなんですよ。
それも、2人とも。
徹平くんは、WaTが活動していなかった2013年から2015年の間に、3つの主演ミュージカルを経験しています。WaTが解散したあと、さらに3つのミュージカルが決まっています。
完全に、彼はこの世界を選んだんだな、とわかってしまうような、この4年間でした。「最近、小池徹平見なくない?」なんて、言われるたびに、メディアで取り上げられる機会の少ない舞台の世界に一抹の寂しさを感じつつも、彼が舞台に立つ姿を目の当たりにするたびに、ああ、彼が選んだ世界がここでよかった、と心から思えて。
ウエンツさんは、安定してバラエティやワイドショーに活躍の場をおきながらも、WaTが活動していなかった2012年から2015年の間に、徹平くんと同じく3つのミュージカルを経験しています。WaTが解散したあと、来年にもミュージカルの現場が決まっています。
そして今年の1月1日、ワイドショー番組で、「今後はミュージカルに主軸を置きたい」って言ったんですよ。ウエンツさんが。「ミュージカルは今のところ儲からないので、そのへんも含めて盛り上がる産業にしていきたいですね」って。瑛ちゃんっていろいろなことが態度に出にくい人だと思っているので(知らんけど)、こうやって、言葉にしてくれたことがすっごくうれしかったんですよ、私は。ああ、もう、やっぱ、大好きだなぁ!!!!このやろう!!!!って感じで。
やりたいものが明確に見えてきました、と話した2人。
よりによって、というか、なんというか、2人とも同じ世界に魅了されたのか、と思うと、もう一周まわって笑っちゃいたいような、泣きたいような。
WaTの解散は、きっとそういうものでした。
解散後にファンが初めて2人が並んでる姿を見たのなんて、徹平くんのモバイルファンサイトのスタッフブログだったんですけど、何の写真だったかって、ウエンツさんが徹平くんのミュージカル『1789~バスティーユの恋人たち~』を観に行ったときの楽屋前の写真でしたからね。
もうなんか、解散したって、2人とも選んだ世界が同じなんて、うれしいのかなんなのか、やっぱちょっと笑えてしまうような気もするし、心がキュッとなって泣きたいような気もする。感情が混雑。
あの日、たくさん考えた。
考えて考えて考えて、答えは出なかった。
ファンってなんなんだろう。
きっとこれからも答えは出ないけど、ファンでよかったって思えるから、もうなんだっていいのかもしれない。
永遠なんてどこにもない。
誰も傷つかない解散なんてどこにもない。
10周年でWaTが決断した解散は、やっぱりどうしたってつらい。かなしい。解散しないでほしかった。ずっとWaTでいてほしかった。
10周年を前に脱退を選んだ田口くんも、やっぱりかなしい。ものすごくいやだった。今だってまだたまにいやになる。またステージの上に立つ決断をした彼を応援するけれど、どうしたって、私が恋したのはアイドルをしていた田口くんだったんだ、って思わなきゃいけなくなる。
そして、25周年で、解散を発表したSMAPは、…っていうかなんかもうめちゃくちゃだ。さすがにここまでくると本当にめちゃくちゃだ。畳みかける心労。何がなんだかわからん。考えたくねぇ。SMAPのことは、まだ何も考えられない。当時付き合っていた彼氏に「SMAP仲悪いんやろ?w」って言われて「今そんな次元の話してんじゃねぇだろ」ってガチギレして別れたぐらいには冷静に考えられない。解散やだああああああああ!!!!って、駄々っ子みたいなことしか言えない。
永遠なんてどこにもない。
誰も傷つかない解散なんてどこにもない。
言っておくが、節目解散はファンは地獄しか見ない。
ハッピーエンドなんてない。
でも、その先に、何もないなんてことは決してない。
解散はきっと、何かを求めて、するものだ。
彼らは、きっと、何かを猛烈に求めて、解散をするのだ。
「はじまりの時」を聴きながら、そんなことを考えた。