ベスアを見た

全部見た。
KAT-TUNの2曲は、30回ずつぐらい見た。狂ったように見た。
Dead or Alive前に「なんで今やめるの」ってファンの叫び声が聞こえるのが悲痛すぎる。
中丸さんのダンスが無気力すぎて、こんな中丸さんは見たことがなくて吐きそうだった。
亀梨さんの冒頭の歌声がひっくり返った瞬間が、もう本当に無理だった。
上田くんの固い表情を見ていられなかった。
でも一番辛かったのは、一番辛いのは、彼の目に揺るぎがないことだった。
無理だ。無理すぎる。
なんかもうほんとに、無理だ。何が無理だ。全部無理だ。何もかも無理だ。
馬鹿みたいに泣いてる。
帰宅して、吐きそうになりながらベスア見て、見終わって、また見て、見終わって、また見て、馬鹿みたいに泣きながらブログを書いてる。
馬鹿みたいに田口くんが好きで泣いてる。
今、何を言語化したいのかわからないのに、口を開けば、無理だ、無理だ、ってそれしか出てこないのに、書いておきたい。
書いておかないと、彼がいたことを、ちゃんと書いておかないと。
震えながら、歌い切る亀梨を、震えながらアイドルをやりきるKAT-TUNのエースを、どんな顔で見ろって言うの。
テレビに出る顔じゃない、テレビで披露できるダンスじゃない、ずっと床を見つめている中丸さんを、どんな顔で見ろって言うの。
表情が変わらない、ただ瞳が揺れる上田くんを、「うえぴー」って彼に呼ばれてきた上田くんを、どんな顔で見ろって言うの。
なんでこうなったんだろう。
なんでこれが現実なんだろう。
KISS KISS KISSの王子の顔見たらもう本当に涙止まらなくて馬鹿みたいだ。自分ほんとに馬鹿みたいだ。
笑うの。こんなときに。こんなときだから?
なんで、こんなときに。
こんなときにすら。
私は彼に恋をしてる。
こんなときに、3人がこんな顔をしてるのに、田口くんだけが完璧で、こんな異様なステージで、私はまた彼に恋をしてる。また「王子が好きだ」「王子のダンスが好きだ」「王子の顔が好きだ」「王子の歌が好きだ」って言いたくなる。
王子、って。
馬鹿みたいな呼び方だ。なんでそんな呼び方にしたんだろう。なんで彼だけを特別な呼び方で呼んできたんだろう。
馬鹿みたいに、私は、田口担でもないのに、馬鹿みたいに、王子、王子、って、田口くんの名前を呼び続けてきた。
Dead or AliveもKISS KISS KISSも4人で出した曲だ。ダンスのフォーメーションも歌割も4人のものだ。
ここから田口くんがいなくなる。
無理だ。
なんで。
なんで田口くん、そんなに真っ直ぐ前を見てるんだろう。
なんで笑うの。王子が笑う顔が一番好きだった。でも、どうして、笑うの。
置いていかれる。
好きな人に置いていかれる。
好きな人が、好きな人が、ここからどこにいくの。
ステージの上から、どこにいくっていうの、王子。
置いていかれる。
彼が私たちを置いていく。
彼が歩く未来が、私の未来と、全く関係がなくなる未来がくる。
無理だ。無理だ。
いったいこれは何を見せられてるんだろう。
3人の表情を見て、3人のことを考えて、彼の表情を見て、彼のことを考えた。
彼だけが完璧なんだ。
異様すぎる。世界で一番好きなKAT-TUNのステージが、異様で、ちぐはぐで、でも間違いなくこれはKAT-TUNだ。私が好きな4人のKAT-TUNのステージだ。
無理だ。
彼がここからいなくなる。
自分の意思でいなくなる。
自ら、ここから去りたがる。
あの日、あの、うちわを持てなかった日、年末の京セラで、彼に恋をして、彼にとってアイドルってなんて天職なんだろうと思った。その彼が、アイドルをやめる。
彼が、彼を、ここからいなくさせる。
大好きな人が、大好きな人を、ここからいなくさせる。
どんな顔でこれを見ろって言うの。
ジャニーズを見ても心が踊らない。他の好きなグループのステージを見ても、好きなグループの新曲初披露を見ても、好きなグループのメンバー全員のバク転見ても、全部辛い。何が辛い。わからない。
無理だ。
無理じゃなくなる日はくるのか。
今はただ、漠然としたショックと、悲しさと、恋心を、どうしたらいいのかわからない。
彼に置いていかれる。
無理だ。
彼に置いていかれる。
そればっかり考えてる。