ジャニヲタと恋愛のその後のその後

 

お待たせ!続編だよ!

 

3年ぶりにテレビの中以外で恋をしたジャニヲタ(肩書き:現役女子大生、ジャニヲタ5年生、長野博担当)の末路はどうなったのか。

今までのお話はこちらから。

 

第1話 ジャニヲタ、恋に落ちる

 

第2話 ジャニヲタ、一般人感覚がわからなくて苦悩する

 

 

 

そして、今回の第3話は最終回です。

 

 

第3話(最終回) ジャニヲタ、彼氏ができる

 

 

というわけで、クソジャニヲタに彼氏ができたぞ~~~~~~!!!

件の彼から愛の告白もぎ取って来たで~~~~~!!!!「このままじゃ嫌だ」っつって無理やり告白させたで〜〜〜〜!!!!(ガッツポーズ)

今ここまで読んだ人は全員もれなく祝え!!!!!(強制)むしろここまで読んだらあとはもう読まなくていいぐらいだ。ただ祝ってほしいだけだ。(堂々)

 

私が最も嫌いな「彼氏できました♡」報告です。ジャニーズもWaTも今回は出てきません。出てくるのは浮かれた女子大生(ワイ)だけです。

へっへへへへへへ。いいだろ。ワイ、彼氏できてん。このセリフ言うのも3年ぶりだから必要以上に言いたくなっちゃう。ワイ、彼氏できてん。

 

私が重度なジャニヲタだということを彼はもう知っているし、そのうえでお付き合いをしてくれるそうなので、あとはこっちのもんです。もう返品不可です。ここまで曝け出してひかなかったのは彼の盲目さのせいであって私のせいではない。フゥ~~~~~~~!!!!ヤッタネ!!!!!彼ドンマイ!!!!(クズ)

 

アイドルを現実の恋愛のように見ることを「ガチ恋」「リア恋」「本気愛」などとは言うけれど、現実の恋愛をアイドルのように見ることは何と言うのだろう、と最近よく考えます。

「ドル恋」?(なんかダサい)

 

ジャニーズと同じ位置に彼をおいてみた結果、彼が何をしても全てが「かわいい」という感情に昇華されるようになったんですよ。

LINEの誤字脱字がひどいのもかわいいし、何もない道端でこけるのもかわいい。

想像してみてください。自担が誤字脱字ひどいのも道でこけるのも超かわいくないですか。それです。

でも、これはたぶん、今が付き合い始めの一番楽しい時期なのでジャニヲタ思考関係なくみんなこんな感じになると思うんです。何しても好き♡みたいな時期、あるじゃないですか。それ。

 

それぐらいならともかく、甘い言葉を投げかけてくれるたびに「ファンサセンキューーーーー!!!!」という気持ちになっています。

「かわいい」「会いたい」「好き」とかそのへんの浮ついた甘い言葉は全部「ファンサ」分類です。

彼が酔っていてそんな言葉が連発されようものなら、「今日のファンサの量スゲェーな!!!!」って感じです。「今日のコンサート(デート)めっちゃ良席(彼が私をよく構ってくれる)じゃん!!」みたいな。「うちわ(アルコール)めっちゃ効いてる!!」みたいな。

 

 

私はこれまでずっと、自分に彼氏ができないのはジャニヲタのせいだということにして騙し騙し青春時代を過ごしてきたのですが、今回の件で、「ジャニヲタであること」はこっちが思っているほどマイナス要素にはならないんだなと思いました。

 

なんていうか、こっちのやる気の問題じゃねぇかなって思った。

 

たぶん「ジャニヲタだから彼氏ができない」んじゃなくて、「ジャニヲタだから彼氏がいらない」んですよ。知らんけど。

ジャニヲタが彼女としてダメっていうより、多くの場合、ジャニヲタに恋愛する気がないのがダメなんじゃないかなという気がしました。

だって恋愛よりジャニヲタのほうが楽しいし、下手に彼氏作ったら時間もお金もそのぶん必要になるじゃないですか。(言い草)そんなことしてる時間と金があったら行きたい現場いっぱいあるし。

とか思ってるやつ多そうだし、実際私はそう思っていた。

 

でもこんな生活いつまでも続けられない。彼氏ができたら何か変わるんじゃないかと思って、合コンに行った。それが今回の彼氏騒動(言い方)の全ての始まりでした。

奇跡的にとても優しい人に出会えて、純粋に恋をしたとき、正直言ってマジで「ジャニヲタやめられる」って思いました。

実際に情報が全然追えなくなったし、テレビもリリースもどうでもよくなった。

 

でも、「彼氏作ってジャニヲタ卒業」という当初の目標達成!となりかけたとき、心の底から「ジャニヲタやめたくない」って思ったんですよ。

だってまだV6のコンサートに行ってない。ジャニヲタとして見たい景色はまだまだいっぱいある。

この4年で大量に吸い込んだジャニーズという甘い蜜が、カラダから完全になくなってしまうことを想像したら、とたんに怖くなった。

やめたくない。

ジャニヲタがどんなに楽しいものか、自分が一番よく知っている。

オタクやめたい、いつかやめなければならない、って言い続けて、いざオタ卒の扉が目の前に見えたとき、全力で引き返した。

自分でずっと探し続けた扉だったのに、実際にその扉が存在するとわかったとき、とてもこわくなった。

今になって、たぶん私は本気でジャニヲタをやめたいと思ったことなんて一度もなかったんだなと思います。

 

やめられないわけじゃなかった。

やめたくないだけだった。

 

(※斜体にしてめっちゃかっこよさげに言ったけど、これ何の話って「ジャニヲタ」の話だから、たいがいダサイこと言ってます)

 

こんなクソジャニヲタが恋愛にまで手を付けて、これがどこまで続くんだかわかりませんが、ずっと続けばいいのにと思う人に出会えたのは初めてなので、できるかぎりお付き合いしてもらいたいなと思っているところです。とか言いつつ3ヶ月ぐらいで別れたら笑ってやってください。

 

この週末はNEWSオーラスを蹴って彼現場ぶちこんだんですけど、今になってNEWSに後ろ髪ひかれまくっているので、オタクってほんとに……って思います。

ただ、私の体内からジャニヲタ成分が抜ければ抜けるほどそのスペースには彼が入ってくるのかと思うと、私のジャニヲタが減速すればするほど彼の心理的負担が増えるという構造に立ち向かうときがきたな、と思います。

 

現場からは以上です。

なぜだかたくさん応援してくださってありがとうございました!!よかった!ハッピーエンド報告できて!いやほんとにな!

どうか彼にこのブログがバレませんように!!!!(完)